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慢性の咳

2014年10月17日

宮本昭正

慢 性 の 咳

ここ数十年、慢性の咳を訴える人が増えています。
咳は三週間以内の場合は急性咳嗽、三週間以上持続する咳は 遷延性咳嗽、8週間以上の場合を 慢性咳嗽と呼んでいます。その遷延性や慢性咳嗽が最近とみに増加し注目されています。治療には原因を見つけ、それに対して適切な対応をすることが大切です。
原因としては、風邪をこじらせた場合が多いのですが、その背景にアレルギー、咽喉頭炎、副鼻腔炎(後鼻漏)、喘息の前駆症状や薬剤(一部の降圧剤)によるものなどがあります。咳喘息と云われている慢性に持続する咳の場合には、その約半数の方が本当の喘息に移行します。また喘息、百日咳、マイコプラズマ、あるいはクラジミヤなどの感染症や、その後遺症、などが原因となっているものもあります。
またCOPD(慢性気管支炎や肺気腫)、間質性肺炎、肺結核、肺がん、逆流性食道炎なども頭に入れておく事が大切です。なお咳には痰をともなう湿性咳嗽と痰がほとんどない乾性咳嗽もあります。とにかくなるべく早く対応し原因を確かめることが大切です。そして持続する咳をなるべく早く完治させる事も大切です。もっとも咳によってはなかなか難治のことがあります。また原因が定かでない慢性の咳も少なくありません。気になるような持続する咳の場合にはなるべく早く医師を訪ねて適切な処置をしてもらうことが肝腎です。