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新院長挨拶

2018年04月01日

院長挨拶

 この度恩師宮本昭正先生のあとを受けて、新橋アレルギー・リウマチクリニックの第5代院長を拝命し、身の引き締まる思いでおります。私は東京大学、ベルン大学、聖マリアンナ医科大学での30年あまりにわたる大学生活の後、11年間和歌山県白浜町のへき地診療所に勤務致しました。そこで気管支喘息・アレルギー疾患の専門医としての活動とともに、赤ちゃんからお年寄りまでを対象に、一般内科医として地域医療に従事して参りました。この間に「患者さんに寄り添い支える医療」の重要性を学んだと思います。また病気を治しかつ予防することができるのは、患者さんご自身であることも痛感致しました。

 当クリニックはわが国で2番目のアレルギー専門外来として、50年あまりの長い歴史を有すると伺っております。この50年間に、気管支喘息・アレルギー性鼻炎・花粉症などのアレルギー疾患に悩む患者さんは著増致しました。その一方で病態解明や新規医薬品など、多くの医学的進歩もありました。気管支喘息を例にとると、吸入ステロイド薬を始めとする薬物療法で、90%以上の患者さんは健常人と同じ生活ができるようになりました。ですが患者さんにあった適切な治療法を選ぶことが大切です。

当クリニックの担当医は私も含め、比較的高年齢の医師です。その分「酸いも甘いも噛み分けた」上で、患者さん個々人にマッチした診療ができるのではないかと思っております。しかし症状をコントロールできるのはご本人だけであり、まずは原因物質(アレルゲン)の除去・悪化因子の回避や風邪の予防などに、是非取り組んで頂きたいと思います。

 薬物療法は症状のコントロールには極めて有用ですが、残念ながら病気を治すものではありません。気管支喘息や花粉症・アレルギー性鼻炎を治すことを目的に、最近ではアレルゲン特異舌下免疫療法が行われます。効果が出るまでにある程度の時間がかかり、長期にわたる治療法でもあります。ご希望の方はまずは担当医ご相談下さい。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  新橋アレルギー・リウマチクリニック 院長 中川武正